
日本では、江戸時代は日本髪が、明治以降は束髪(そくはつ)が主流であった。パーマネントウェーブが流行りだしたのは、大正以降、婦人解放運動や大正デモクラシーなどの時代背景とともに、女性の髪形に対する改革意識が働いたからではないだろうか。日本にパーマネントウェーブ方式が入ってきたのは、1923年神戸の紺谷寿美子がパーマネントマシンをアメリカから輸入したのが最初という説と、横浜に初めて入ったという説があるようだ。実際に一般の美容院で出回り始めたのは、昭和5~6年頃で、昭和10年代に入り、急速に普及していった。パーマネント料金は、昭和7年に20円ほどであったものが、昭和13年には5円~7円50銭まで下がり、当時急速にパーマネントウェーブが流行したことがわかる。しかし、戦争が始まり、この第一期黄金時代は幕を閉じることとなる。昭和20年終戦を迎えると同時に、パーマネントウェーブをかける人が増えていった。電力不足などの背景があったが、木炭を使用してまでウェーブをかけるという人もいたようである。これが、第二期黄金時代であるが、コールドパーマの出現により、徐々にその主役の座は奪われていったようである。
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